旧正月と立春の違いって何?小学生でも分かるように解説!
旧正月と立春の違いって一体何なのでしょうか?
今回は、小学生でも分かるように解説していきたいとおもいます。
というわけで早速行ってみましょう!
目次
- 立春って何?
- 旧暦の決まり方って?
立春って何?
見て字の通り春の始まり日です。
こよみの上では、春夏秋冬というように春から一年は始まります。
また昔のこよみは季節に応じて決められていたので、
立春である今の2月4日ごろが正月でした。
しかし昔のこよみは、月の満ち欠けや食物の開花など、
自然界の事柄ををもとにして決められていました。
そのため月が地球の周りを一周するに日にちを一ヶ月としています。
この1か月を基準にして12か月を一年として決めていました。
そのため1年は大体354日くらいになります。
実際の季節の変化は太陽と地球の位置関係で決まり、
地球が太陽の周りをまわるのは365日くらいなのでずれが生じてきます。
そこを合わせるためにうるう月といって13番目の月を入れて合わせていました。
また昔のこよみは、月の初めは必ず新月である必要がありました。
そのため季節に応じて決められる春分と旧暦の正月は
現在の2月4日ごろである節分の翌日が新年の始まりになりません。
現在の旧暦によらない生活をしている人の、
節分と旧暦の正月は同じだと思っているのは間違いとなります。
旧暦の決まり方って?
それでは旧暦はどのように決められているのでしょか?
先の言った通り、旧暦のひと月は、月の満ち欠けによって決めます。
月の満ち欠けのリズムによって30日の月を大の月と言います。
29日の月を小の月と言います。大体交互に大の月と小の月となります。
このように月の満ち欠けと実際の季節の間はずれます。
そのままでは、季節の変化によって行う農作業の目安にするには問題があります。
そこで正確に季節をあらわすために太陽の動きに応じて
24に分割して24節気と言うのが決められました。
大きく分けて4つの季節に分かれていてその変わり目を
立春、立夏、立秋、立冬としてこれらが季節の始まりになるというものです。
その他、季節の変わり目あらわすものとして24節気とは、
別に節というものを決めていました。それぞれの季節の境目を節句としています。
そのかなで重要なものを五節句として重要とされています。
1月7日人日の節句として七草粥の日、3月3日上巳の節句として雛祭り、
5月5日端午の節句としてこどもの日、7月7日七夕の節句、
9月9日重陽の節句として菊の節句があります。
現在これらの行事は残っていますが
現在使われている新暦で行われるため実際の季節とはずれています。
日本独自の暦日として、雑節というものもあります。
24節気を補い季節をより細かく表すものとして定められています。
節分、彼岸、社日、八十八夜、入梅があります。
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