仏滅の意味とは?13日の金曜日が一番不吉な理由とは?
「13日の金曜日が不吉と言われる理由はなぜ?仏滅と関係あるのか」
13日の金曜日にジェイソンが・・なんていうと年齢ばれそうですが、
なんで不吉と言われるのだろうか。
13日の金曜日が不吉とされる由来はキリスト教絡みの話が多いのですが、
実際にはあまり関係ないのかもしれません。
なぜかと言いますと、キリスト教の影響が強いイタリアで不吉な日は17日の金曜日なんです。
スペイン語圏では13日の火曜日が不吉とされ、
13日の金曜日を不吉としているのは、英語圏とドイツ、フランスと限られてます。
目次
- キリスト教と結びつけるのは、どうなんでしょう?
- 12進法起源
- 仏滅とは?
キリスト教と結びつけるのは、どうなんでしょう?
他の諸説もあります。
- キリスト教の最後の晩餐に13人目の訪問者がいて、それがユダだった
- キリスト教圏のすべてが13日の金曜日を不吉としてるわけではないのだが、英語圏のキリスト教徒も人達の中にも13日の金曜日に処刑されたと思ってる人達がいるみたいです。世界的に信じられている俗説なんです。
- イヴがアダムを誘惑したのも、バベルの塔が壊されたのも、大洪水からノアが 脱出したのも13日の金曜日だったそうです。
などなどまだまだあります。
あ、ちなみに、キリスト教の最後の晩餐の13番目の訪問者はユダでは、ありえないんです。
12人の弟子の1人とハッキリ書かれているそうです。
《12進法起源》説 これが一番有力なんではないかと言われてます。
その中から少し覗いてみましょう。
12進法起源
有力な仮説として、インド・ヨーロッパ語族の数字・計量表記の
12進法が原因ではないかと言われてます。
12進法は古代の計量単位で利用されていました。
現在では「1ダース=12」「1フィート=12インチ」などになります。
12という数字を重要とし、その次の13を忌み嫌ったということです。
この12を大事とする慣習はゲルマン民族を筆頭に西方民族で確認できるそうです。
その事を照明するかのように北欧ゲルマン神話のトリックスター【ロキ】は
13番目の訪問者として忌み嫌われています。
なぜなら、13番目の訪問者【ロキ】が人気者のバルドルを殺したとされてます。
13という数字が嫌われてるのは事実なのですが、色々な説の中考えても、
「13日の金曜日が不吉」という言い伝えは近代以降にでた説であり、
13日という日にちと金曜日という曜日が合体してしまって出来たとする方が自然なのです。
この迷信が世界的に広まったのは、たったの100年前だそうです。
100年前に出版された、トーマス・ロンソンの小説
「Friday the Thirteenth(13日の金曜日)」の大ヒットが関係していて
小説の大ヒットにともない、メディアを媒介して、もともと存在していた諸説の
「13日の金曜日は不吉な日」が本のタイトルと混ざり世に広まったそうです。
色々な経過を得て迷信が現実化していったんですね。
そのお陰で色々なホラー映画もできたんですね。
《仏滅とは》
日本では何かあると「仏滅は縁起が悪い」といいますが、本当にそうなんだろか?
冠婚葬祭について回る会話ですが、実は仏教と何も関係ないのです。
- 仏滅の説明を簡易に記載してみますと、
- 仏も滅する最悪の日
- 仏から受けている御加護さえ、消滅する日
- 何事も上手くいかない日
- この日に病気になると、長引く
とされてます。
何か改めてみると確かに縁起悪そうですよね。
ある説では仏滅は縁起が悪いは間違いで、仏滅はめでたい日といわれてるそうです。
「物が一旦滅び、新たに物事が始まる」と解釈して
「何かを始めるのにいい日」といわれています。
仏滅が悪い日なのではなく、祝い事は避ける日と考えた方がいいみたいです。
カレンダーに書かれていたりもしますが、根拠が全くないので、
官公庁や公共機関が発行するカレンダーには記載されてません。
「仏滅」も仏教には関係ありませんし、仏陀は占いを禁止してましたし、
浄土真宗では六曜を否定している宗派もあります。あまり深くは考えなくていいと思われます。
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