児童と生徒と学生の違いって何?比較してみた!
児童と生徒と学生の違いは何でしょうか?
感覚的には、児童<生徒<学生かと思っています。小学生までは児童かな?
中学生から高校生までが、学生かな?大学生以上が学生かな?
とぼやっとイメージしています。
学校の生徒の集まりも小学校は児童会と言います。
中学生と高校生は生徒会と言います、大学生は学生部?と言います。
このことより児童、生徒、学生の区分は大まか間違っていないと思います。
法律ではどのようになっているのでしょうか?
学校教育法では、児童は初等教育を受けているものを言うみたいです。
要するに6歳から13歳までになります。6歳よりの下は幼児と呼びます。
中学生から高校生までを生徒と呼びます。
それ以上の大学などの高等専門教育を受けているものを学生と呼びます。
最近話題になります児童手当では、児童は18歳未満となっています。
道路交通法では、児童を18歳未満となっています。
この中で学生については、細かい規定があるようです。
高等教育をうけているものとは、大学、短期大学、大学院に通うものを学生といい、
正規課程に在籍しているもののみです。
聴講生、科目聴講生は正規課程ではないので学生にはならないようです。
このことからすれば、防衛大学校、防衛医科大学校は国家公務員であり
学生でないはずですが、法令で学生としています。
しかし法で定めているだけで聴講生や科目履修生についても
現実には学生として扱われています。
学生割り引き制度の本当の目的や意味って?
よくJRの切符等である学生割引は、大人料金となる中学生以上には
学生割引と言う制度があります。
これは日本のみの制度ではなく、多くの国でも行われています。
目的は、収入のない学生の経済的な不安をなくして、
勉学に専念してもらうこと、格安で旅行にいくことによって学習の足しにしてもらうこと、
通学に対する親の負担を減らすことです。
JR等の公共交通機関の割引以外に最近はソフトウェアの割引もあります。
アカデミーパックといい鉄道の割引と違って学生のみでなく、
学校関係者に対して割引される場合が多いです。
これは、将来を担う学生に使ってもらうことにより
これから社会人になってからも使ってもらおうという
長期的な囲い込みという意味になるかと思います。
学校関係者も含めるのはその長期顧客にある可能性のある学生に対して
影響のある先生、講師をはじめとする学校関係者に使ってもらって
同じく囲い込んでしまおうと考えているため学校関係者まで含めているのでしょう。
携帯電話についても同じような割引があります。これも同じ目的でしょう。
また子供に学習の機会を与えるという目的であれば、
多くの公共美術館、博物館、科学館などは格安料金で見学ができます。
ここで大人はもう学生割引を使えないのかといいますと実は使うことは可能です。
学生割引には年齢制限がありません。
そのため通信制大学や放送大学でも学割が可能な場合もあります。
もし社会人になってもう一度勉強しようと大学などの勉強されている場合は
該当しないか確認しないと大損です。
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