匂いと臭いの違いって?ちゃんと使い分けできてますか?
匂いと臭いの違いは、何でしょう?
これはそのにおいをにおった時の人の感情に左右されるのではないでしょうか?
使い方としては、たとえば納豆のニオイは好きな人にとっては、
いい匂いで、嫌いな人にとってはいやな臭いです。どちらも化学的にはおなじです。
このように、人にとって快適なにおいについては、匂いと表現します。
人にとって不快なにおいについて臭いと表現します。
一部最近の書籍ではにおいを強調したいときにあえて
ニオイとカタカナで記載するときもあるようです。
また最近の表現としては、快適な匂いをにおいと平仮名で表現することもあるようです。
いいにおいについては、かおりともいいます。
漢字では、香り・薫り・芳りなどを使います。
ここで日本でのにおいについての意識と海外でのにおいの違いを考えてみます。
基本的には、日本はにおいがない、あってもわずかというのが
いいとされていたように思います。
一方海外に目を向けてみると、欧米をはじめとする国々は、
結構強いにおいを発する香料を使用していたように感じます。
これは食生活や生活環境の違いかと思っています。
肉食を中心とする食生活を送っているとどうしても体臭がきつくなりがちです。
豊富な水がない地方で生活している人々は、
水が貴重なためどうしても水浴び程度で済まして日本のように湯船に
お湯をたっぷり溜めて入るということが出来ません。
これも体臭がきつくなる原因のひとつかと思います。
その体臭を隠すために、きついニオイのする香水を使用するのではないでしょうか?
日本においては、お風呂好きで、食生活は菜食中心なため
比較的体臭がきつくなかったのではないかと思います。
このことより香水文化が発達しなかったのではないでしょうか。
一部皇族の人々は庶民とは生活環境、食生活が違うので体臭が気になるため
一部お香を焚く文化ができたのではないでしょうか。
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しかし現代に日本人は生活環境や食生活が欧米と同じようになってきたので
体臭をはじめとするにおいが気になりだしたのでしょう。
そのため最近のニオイに対する消臭グッズは盛りだくさんです。
元テニスプレイヤーがCMをしているファブリーズやなど宣伝も盛んです。
夏になるとニオイの元になる制汗グッズもたくさん出ています。
一部にはあまりにも意識してしまい完璧を求める
あまり潔癖症という病気になる人もいるようです。
この辺が日本人の勤勉まじめさなのかとある意味関心します。
どこまでも際限なくきわめていく、とどまることを知らない、
白黒つけたがる、両極端な意見に偏り勝ちな日本人だなと思います。
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