雹(ひょう)と霰(あられ)と霙(みぞれ)の違いは?比較してみた!
ニュースなどを見ていると、雹(ひょう)や霰(あられ)が降ってくる街の映像を
見たことがあると思います。実際に体験した人もいるのではないでしょうか?
突然空から氷の粒のようなものが降ってくるのですが、
この雹(ひょう)と霰(あられ)の違いはなんだかわかりますか?
降る季節によって名前を変えているのでしょうか?
降る大きさによって名前を変えているのでしょうか?
雹(ひょう)や霰(あられ)のほかに霙(みぞれ)がありますが、
この3つは何が違うのでしょうか?
今回は雹と霰と霙の違いについて比較してみました。
目次
- 雹(ひょう)とは?何故降ってくるの?
- 霰(あられ)とは?雹(ひょう)とは何が違うのか調べました。
- 霙(みぞれ)とは?雹(ひょう)や霰(あられ)とは何が違うの?
- 雹(ひょう)と霰(あられ)と霙(みぞれ)の違いをまとめました。
雹(ひょう)とは?何故降ってくるの?
雲の中には氷の粒があります。
積乱雲のなかで上昇気流のよって氷の粒が大きくなり
5ミリ以上の大きさになると雹になります。
積乱雲が発生するのは夏が多いのですが、
地表付近になると気温が高い為氷の粒が溶けてしまい、大雨となります。
ですから8月ごろよりも、比較的気温が低い5~6月頃に雹が降りやすくなっています。
しかし日本海側は冬でも季節風によって積乱雲が発生することがあるため
冬でも雹が降ることがあります。
霰(あられ)とは?雹(ひょう)とは何が違うのか調べました。
霰(ひょう)もまた積乱雲の中で氷の粒が大きくなって落下するために降るのですが、
雹(あられ)との違いは大きさになります。
5ミリ未満のものを霰といいます。
気温が0度の時に発生しやすく色も白色で不透明です。
霙(みぞれ)とは?雹(ひょう)や霰(あられ)とは何が違うの?
霙(みぞれ)は雨と雪が混ざって降ってくる現象のことを言います。
地上の気温が0度以上で空の気温が-3度から16度以上の時に降ることが多いです。
上空では気温が低い為凍って雪となって降ってきたものが、
地上に近づくにつれて溶け出して雪と雨が混ざった状態になります。
これを天気予報では予報することは難しく、「雪または雨」などと表しています。
雹(ひょう)と霰(あられ)と霙(みぞれ)の違いをまとめました。
雲の中で氷の粒が成長し、5ミリ以上になった場合を雹(ひょう)と呼び、
5ミリ未満の場合は霰といいます。
どちらも上昇気流を持った積乱雲が発生することで起こる現象です。
大きさが大きいほうが雹(ひょう)で、小さいほうが霰(あられ)です。
霙(みぞれ)は雪として降ってきたものが地上に近づくにつれて溶け出して、
雪交じりの雨になったものを言います。水分を多く含んだ雪のことです。
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