居眠りとうたた寝の違いって?意外と知られていない知識!
朝の通勤電車の中で、大学の講堂で、自宅のリビングで・・・
ついウトウトしてしまったり、気付いたら2、30分眠ってしまった、なんてことも。
朝早くやお昼ご飯を食べたあと、午後は眠くなってしまうものですよね。
毎日学校や会社で頑張っていて疲れが溜まっていたらなおさらでしょう。
さて、本日はそんな眠気に関わる言葉。
『居眠り』と『うたた寝』。
このふたつの言葉の違い、ご存知でしょうか?
どちらも見ているだけで眠くなるような言葉ですが・・・(^^;;
眠ってしまう前に、意味を調べてみたいと思います。
何が違う?居眠りとうたた寝
共通した意味は「座ったり、腰かけたりしたまま思わず眠ること」
といった意味合いですが、微妙に意味合いが違います。
『居眠り』
→座った状態、または他の動作をしながら思わず眠ること。
(例:「講義を聞きながら居眠りをする」、「居眠り運転」)
『うたた寝』
→寝床に入らず、眠気に負けてその場で眠ってしまうこと。ごろ寝。転び寝。
(例:「ソファでうたた寝をしてしまった」、「携帯を持ったままうたた寝していた」)
眠りの深さ的には居眠りのほうが浅いということになりますね。
こっくり、こっくりとしている間は『居眠り』で、がっつり睡眠に入ってしまったら『うたた寝』です。
たとえば、ツイッターをやっているとしましょう。
「眠い」、「寝そう」と呟いている人はまだ『居眠り』です。
見上げる形でスマホをいじっている時にうっかり居眠りしてしまって、
手が滑っておでこにスマホが落ちてくる・・・
という経験は多くの人が体験していらっしゃると思うのですが、あれはかなり痛いですよね(^^;;
それに対し、今まで呟いていたのにいきなりいなくなったと思ったら、
少ししてから「寝ちゃってた・・・」と呟いている人。こちらは『うたた寝』にあたります。
いわゆる「寝落ち」というやつですね。筆者もよくやってしまいます。
うたた寝程度ならまだいいのですが、
スマホを握ったまま本格的にぐっすり眠ってしまうこともしばしば・・・(笑)
また、少し医学的な目線から見れば、
『居眠り』の場合は脳が「眠り続けてはいけない状況だ」という認識をしているため、
脳全体は眠っておらず、睡眠が浅い状態です。
一方『うたた寝』は眠ることに対して「眠ってはいけない」という認識はないため、
眠りは浅いのですが脳は安定した状態にあるようです。
短時間の『うたた寝』は仕事の効率をあげたりリフレッシュ効果もありますので、
無理は禁物です。頑張りすぎず、上手に休憩を取ってくださいね。
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